フランチャイズの加盟方法を5ステップから解説!必須の事前準備とは
FCコラム
- 2022年10月17日
- 2022年10月17日
「フランチャイズへ加盟したいけど、どんな流れでやれば良いの?」と悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
フランチャイズでは複数のシステムがあり、本部がすべて用意してくれる場合もあれば、自分で物件探しから行う場合もあります。
そこで本記事ではフランチャイズシステムの種類をまとめ、具体的な加盟の流れを5ステップから解説していきます。
全国で40店舗以上のフランチャイズ店を展開している「フォンシャンチキン&プレミアム」が、加盟前に必要な事前準備についても解説しますので、今後フランチャイズ経営を目指している方は必見です。
フランチャイズシステムの代表的な3種類
フランチャイズに加盟するうえで基本知識として押さえておくべきことは、フランチャイズシステムの種類です。主に以下の3種類が挙げられ、どれを選択するかによっても加盟方法・開業準備は異なるため、事前にしっかりと確認しておきましょう。
- ビジネス・フォーマット型FC
- ターンキー型FC
- コンバージョン型FC
①ビジネス・フォーマット型FC
フランチャイズシステムで最も採用されているものが、ビジネス・フォーマット型FCです。
このシステムはフランチャイズ本部が加盟店にビジネス・フォーマットを伝え、加盟店はフォーマットの経営ノウハウやシステムに沿って経営を行っていく流れになります。すでに本部が成功した方法を実践できるため、再現性の高さがビジネス・フォーマット型FCの強みです。
ただし店舗の物件探しや内装工事など、フォーマット外の要素については、加盟店が自ら考えてやらなければいけない内容もあります。
②ターンキー型FC
ターンキー型FCとは、フランチャイズ本部が店舗物件から商品の材料に至るまで、開業に必要なすべての準備を行うシステムのことです。ターンキーは日本語で「鍵を回す」を意味し、加盟店はまさに「明日から経営できる状態」で始められる点が最大の特徴といえるでしょう。
業種によっては開業準備の段階で、専門的な知識が必要な場合もあります。このような場合は経験値のない加盟店が準備を行うと、スタートからつまずいてしまうケースも少なくありません。
そのため本部が自ら開業準備をすすめることによって、経営基盤が整ったうえで加盟店に引き渡すことが可能になります。
③コンバージョン型FC
コンバージョン型FCとは、すでに事業を営んでいる同業者と契約することで、フランチャイズ本部の事業展開をすすめていくシステムのことです。
不動産業・建築業・ホテル業などで採用されていることが多く、加盟店は本部のブランド力や経営ノウハウを活用することで、いままで以上に安定した経営を行える点が特徴。
加盟をすることで独自性はなくなるものの、仕入れ先・宣伝広告なども本部と共通の方法が実践できるため、経費の削減や来客数アップにつながりやすい方法といえるでしょう。
フランチャイズ加盟に必要な事前準備
つづいて、フランチャイズの加盟前に重要となる「事前準備」について解説していきます。とくに費用の準備・契約書の確認は欠かせない要素となるため、計画的にすすめることが重要です。
①情報収集を行う
事前準備として最も重要なことは、加盟する本部、参入する業種に対する徹底的な情報収集です。フランチャイズの仕組み上、基盤となる経営方針は本部の意向によって決まります。
しかし加盟店は「一事業者」として経営を行うため、なにかしらのトラブルが発生した場合は、加盟店が自ら経営をすすめなければいけません。また最終的な決定権をもつのも、フランチャイズ本部ではなく加盟店です。
そのため業種や本部に対する理解を深めておくことは必須となり、説明会や自主学習をとおして知識を身に付けておきましょう。
②初期費用を用意する
フランチャイズでは加盟・運営にあたって複数の費用が必要になりますが、まずは加盟金や開業資金にあたる初期費用を準備しなければいけません。
初期費用の内訳
- 加盟金
- ロイヤリティ
- 設備費用
- 初期研修費用
- システム使用料
- 宣伝広告費用
業種・本部によって初期費用は左右されますが、100万円〜2,000万円が相場になります。仮に目先で用意できない場合は、借り入れや融資によって資金調達を行う必要もあるため、契約前にかならず確認しておきましょう。
フランチャイズの加盟金については、こちらの記事で解説しています。
③契約内容を確認する
フランチャイズは経験や知識のない状態から経営をできる点が魅力ですが、基本的に3年〜5年と長期的な契約期間となり、本部と加盟店の間でトラブルに発展するケースもあります。
「思ったよりも売上が伸びない」「マニュアルが多く自由に経営できない」といった内容は多く、とくに加盟直後の時期はトラブルが起こりやすいといえるでしょう。
このような事態を避けるためにも、加盟店側は「契約前に契約内容をしっかりと確認する」ことが重要なポイントです。
飲食フランチャイズの契約書については、以下の記事もご覧ください。
フランチャイズの加盟方法5ステップ
つづいて、フランチャイズへ加盟する方法を5ステップから解説しています。この項目では最も一般的な「ビジネス・フォーマット型FC」に当てはめて解説しているため、他のシステムは若干異なる流れであることを理解してご覧ください。
①業種・業態を選ぶ
まずはどの業界で開業するのか、業種・業態を選んでいきましょう。
業界別で募集している主なフランチャイズ業種はこちら。
小売業界
- コンビニエンスストア
- リサイクルショップ
飲食業界
- 居酒屋
- ファーストフード店
- ラーメン屋
- デリバリーフード
サービス業
- クリーニング
- 美容室
- 学習塾
フランチャイズでは長期の契約を結ぶため、将来的な収入見込みを考えたうえで選定することが重要です。コロナ禍のような状況が再度起こる可能性も0ではないため、店舗型だけにとらわれず、デリバリー事業など広い視野をもって選んでいきましょう。
②ブランチャイズ本部を選ぶ
業種・業態の目星がついたあとは、加盟するフランチャイズ本部を選んでいきます。
記事冒頭でも伝えたとおり、フランチャイズでは主に3種類のシステムがあります。選択するシステム次第で経営方法や支払う費用は変化するため、事前に収支シミュレーションを行うようにしましょう。
また本部を選ぶ際に確認すべき項目はこちら。
- 本部のブランド力・知名度
- 本部の資金力・経営力
- 本部からのサポート体制
可能であれば、モデル収益としてフランチャイズ加盟店の収支を確認できると具体的なイメージが持てます。
③加盟の申請を行う
本部を選んだあとは、説明会などに参加したうえで加盟申請を行っていきます。
ただし申請すれば誰もが加盟できるというわけではなく、加盟審査を設けられているケースが大半です。
加盟審査で確認される内容はこちら。
- 自己破産者ではないか
- 人格的な問題を抱えていないか
- 過去にトラブルを起こしていないか
- 必要な資格を保有しているか
- 配偶者の有無
不測の事態に対応できることを考え、業種によっては配偶者の存在が有利に動く場合もあります。
④契約の手続きを行う
加盟審査を通過できれば、実際に契約締結を行っていきます。
フランチャイズ本部が作成した契約書を確認し、問題がなければ本契約にすすんでいきましょう。
とくに開業資金・ロイヤリティなどの費用面は重要な項目になるため、支払う比率や期日はしっかりと確認することが大切です。
また同業種で一定期間の開業を禁止する「競業避止義務」のような規定を設けていることもあり、不明点はすべて解消するようにしましょう。
⑤開業準備・営業開始
契約締結後は開業準備をすすめ、準備が整い次第、営業を開始していきます。
店舗型ビジネスであれば物件探しから内装工事、そして従業員の採用活動など、やるべきことは多岐にわたります。最初な慣れずに大変なことも多いですが、本部のアドバイスやサポートを活かしながら、丁寧にすすめていきましょう。
フランチャイズ本部によっては「スーパーバイザー」と呼ばれる経営のアドバイザーがいるため、状況報告などをとおして適切なコミュニケーションを取ることが成功の秘訣です。
まとめ
本記事ではフランチャイズシステムの種類をまとめ、具体的な加盟の流れを5ステップから解説してきました。
フランチャイズは「本部に任せっきり」と考えている方もいらっしゃいますが、業種や本部選びといった事前準備が重要になります。本部の実績はもちろんのこと、事業の継続性・将来性も大切なため、幅広い視野をもったうえで選んでいきましょう。
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